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包皮の炎症を何度も繰り返す場合、包茎だけが原因とは限りません。ここでは、糖尿病との関係を公的な情報をもとに整理します。
2つのことが重なっている
1. 包茎だと、細菌が繁殖しやすい
全国で病院を運営する社会福祉法人の済生会は、包茎の状態について「包皮と亀頭部の間に細菌が繁殖し、感染すると、亀頭包皮炎を発症します」と説明しています。包皮を反転して洗えない状態が続くと、炎症が起きやすくなります。
2. 糖尿病が続くと、感染症を起こしやすくなる
川崎医科大学 総合医療センターは、糖尿病が長年続くと身体の免疫力が落ち、さまざまな感染症を起こしやすくなると説明しています。同センターは、皮膚の感染症をきっかけに受診して、糖尿病が見つかる場合があるとも書いています。
この2つが重なると、炎症を繰り返しやすい状態になります。
手術だけでは解決しないことがあります
ここがいちばん大事な点です。
包茎の手術は、包皮の状態に対する治療です。血糖のコントロールは、手術では変わりません。炎症を繰り返している背景に糖尿病がある場合、手術だけを受けても、感染しやすい体の状態は残ります。
繰り返す炎症が気になるなら、包茎の相談と並行して、内科で血糖の状態を確認してください。まだ糖尿病と診断されていない人も同じです。上に書いたとおり、皮膚の感染をきっかけに糖尿病が見つかることがあります。
受診の順番
- 炎症が起きている最中は、まず炎症の治療から。済生会は、炎症が落ち着いてから手術療法を検討すると説明しています
- 繰り返しているなら、血糖の状態も確認する
- そのうえで、手術が必要かどうかを診察で判断してもらう
持病がある場合、手術を受けられるかどうかも変わります。自己判断せず、必ず診察で相談してください。
「糖尿病性包茎」という言葉について
当サイトが確認した範囲では、この言葉を公的機関・学会・大学病院の情報として確認することはできませんでした。一部のクリニックや記事で使われていますが、出典を確認できていないため、当サイトでは使いません。
事実として確認できるのは、この記事で出典を挙げた「包茎だと細菌が繁殖しやすい」「糖尿病が続くと感染症を起こしやすい」の2点です。
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出典
この記事の情報について
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