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においや汚れが気になるという悩みは、痛みや炎症とは別に、日常のなかで続きます。人に言いにくい話でもあります。
この記事では、まず確かめられることと、どこから先が医療機関の話になるかを分けて整理します。
においが気になる背景
済生会は、包茎の状態について「包皮と亀頭部の間に細菌が繁殖し、感染すると、亀頭包皮炎を発症します」と説明しています。つまり、包皮と亀頭の間は汚れがたまりやすい場所です。
同じページでは、予防について「包茎を改善させることが、予防につながります」とも書かれています。
分かれ目は「洗えるかどうか」
ここがいちばん大事な点です。
手でむいて洗える状態なら、まずは清潔を保つことで様子を見られます。においや汚れが気になるからといって、すぐに手術が必要になるわけではありません。
むけない、またはむいた包皮が戻らない場合は、無理をしないでください。日本小児泌尿器科学会は、かんとん包茎(むいた包皮が戻らない状態)や、亀頭を出せない状態を、治療が必要なケースとして挙げています。むいた包皮が戻らなくなったときは、すぐに受診してください。
なお、大人の洗い方について具体的に説明した公的機関・学会の情報を、当サイトでは確認できていません。洗い方そのものは、診察で聞くのが確実です。
医療機関に相談したほうがよいとき
次のような場合は、においの悩みというより症状です。医療機関で相談してください。
- 赤み・腫れ・痛みがある、または繰り返している
- 亀頭を出せない
- 排尿のときに包皮の中に尿がたまり、包皮がふくらむ
- むいた包皮が戻らない(すぐに受診)
これらがある場合は、保険が使えることがあります。判断は症状と診察の結果で決まります。詳しくは保険適用の考え方をご覧ください。
症状はないが、気になり続ける場合
症状がないとき、医学的には手術の対象になりません。日本医科大学武蔵小杉病院は、真性包茎や包皮炎を繰り返すかんとん包茎を手術の対象とし、仮性包茎は手術の適応ではないとしています。
ただし、それは「悩まなくていい」という意味ではありません。
実際に挙がるのは、次のような場面です。
- 銭湯や温泉、健康診断など、人目がある場所を避けてしまう
- パートナーに見られることが気になって、自信が持てない
- 皮がかぶっていること自体が、ずっと気になっている
- 年をとって自分で洗えなくなったとき、人に見られるのが不安(詳しくは包茎手術は何歳が多い?)
これらは症状ではありませんが、生活のなかで実際に起きていることです。専門クリニックで相談することもできます。その場合は自由診療になり、費用は全額が自己負担になります。
そのうえで、決める前に知っておいてほしいことが2つあります。
- 手術でにおいがどう変わるかについて、公的機関や学会の説明を、当サイトでは確認できていません。「においがなくなる」と説明された場合は、その根拠を診察で聞いてください。
- 切除した包皮は戻りません。急いで決める理由がないなら、費用の見方とリスクと術後の経過を読んでからでも遅くありません。
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出典
この記事の情報について
一般的な医学情報をもとにした内容で、個別の診断・治療の代わりにはなりません。運営者は医師ではなく、医師の監修は受けていません。気になる症状がある場合は、泌尿器科などの医療機関にご相談ください。